毎日が清水の舞台

自己肯定感が低いゆえに毎日が挑戦の日々

アニメーションに酔いしれる105分間「劇場版 呪術廻戦 0 」

話題の劇場版 呪術廻戦 0 見たのでー。

jujutsukaisen-movie.jp

最近のアニメ映画はとにかく絵が綺麗。はじめに乙骨が朝日の中呪術高専の敷地内を歩くシーンがあるんだけど光の入り方も、石灯籠はじめ景色の遠近感も最高に実写並み。音楽のよさもあって、観客の意識を現実からアニメの中へ違和感なくスライドさせるに値する美しさだった。

『劇場版 呪術廻戦 0』オリジナル・サウンドトラック - Album by Hiroaki Tsutsumi, 照井順政, 桶狭間ありさ | Spotify

 

乙骨と里香ちゃんの子供時代シーンが原作より増えてて、原作読んだ時は乙骨にとって里香ちゃんの存在って重たくないのかなって思ってたけど、怨霊化しちゃった里香ちゃんのことさえ乙骨が愛し続けてる基礎みたいなものがなんとなく理解できた気がする。二人が笑うシーンの幸福度。


SpotifyPodcastで、緒方さん、花澤さん、小松さんが一緒にアフレコをしたって言ってるけど、納得の乙骨と真希さんの会話シーンの多さ。

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緒方さんが、乙骨憂太っていうキャラは物語の中で何回も大きく変化するポイントを持つキャラで、それらを一本の線で繋げるのに苦労したって言ってる(Podcast、パンフレット参照) まだこの映画の中で、乙骨憂太っていう少年は信念を模索している真っ最中だから、軸がブレブレなんだなぁ。

 

真希さんのアクションが今回もスピーディかつアクロバティックで楽しい。バトルシーンが面白いから映画館の大画面で見るのに向いてるんだよなぁ。キャラを追ってるカメラが障害物に遮られて影しか写ってない一瞬があったりするの、実写の撮り方っぽいよな。

 

後半の百鬼夜行でも大勢の術師がアクションシーンを披露してくれてて、ファン感謝祭状態。原作17話で「あの東堂」と言われていた件もちょっとだけ…

 

全体的に五条先生の作画が力入ってて…というより、そこ力入れるんかいってこだわりがバリバリ見える…男性キャラでリップにハイライト入れてくるんかい…帳を下ろすくだり、夏油と比較するとな…もうな…スタッフが五条先生推しなのはわかったよ…

 

そんで、夏油傑ってキャラクターについて、どうにも掘り下げが足りないな、と感じるんだよなぁ。いや、原作の未アニメ化部分に詳しく描かれているから、今回詳細には描いてないのはわかってるけど、それを差し引いても、夏油の理想や思想への理解度がいまいちな気が…もっと夏油が非術師を嫌悪しているからこその美意識、みたいなものがあって然るべきなんじゃないかと思うんだけど、そういったものが全然作り手側で考慮されてないような。「選民」を掲げる思想者がもつ美意識が、この作品の夏油からは感じられなくて、主張がうわっ滑りしてる感じ。敵キャラとしてもっと魅力的に描けるはずなのにイマイチだったかなぁ。

 

ところで、原作137話で乙骨が「リカちゃん」憑きっぽいシーンあるんだけど、あれは今後この映画と辻褄を合わせる予定なのかな。
映画好きとして観終わった時の感想がスタッフロール長いな…だったんだけど、外注先多いな…製作大変そうだな…白組に発注してるシーンってどこですか(白組推し)

 

最後に、ミゲル(cv山寺宏一)が大変おもしろ…魅力的に活躍していて楽しかったです!