毎日が清水の舞台

自己肯定感が低いゆえに毎日が挑戦の日々

食べること、は今日も前に進むこと

仕事がうまく進まなくて、今日は早く帰りたいのに全然帰れる気がしなくて。

焦りや周囲に対する不満がむくむく膨らんでしまった昼休み。

f:id:dazaDs:20220114231949j:plain

心中全然穏やかじゃない状態で昼食のプレートに向かい合って、いただきますって手を合わせる。

午後が憂鬱。
お味噌汁の暖かさを口の中に感じて一息。

予定では午前のうちにもっと進められるはずなのに。

今日の豚肉は噛みごたえが好み。咀嚼が楽しい。

どうして順調にいかないんだろう。

飲み込んで、もう一度プレート全体を見下ろす。

次に食べるのは? デザート、はまだ先。美味しそう。

 

ご飯を食べるってことに集中すると、少しずつ気持ちが前向きになってくる。

 

箸の持ち方を丁寧に。

足をまっすぐ床に下ろして。

姿勢を正して。

頭を上げて。

食べ物を五感で味わう。

 

食べることは生きることで、

きちんと食べる動作は瞑想に似た落ち着きをもたらしてくれる。

 

 

午後から頑張ろう。

仕切り直して手を合わせる。

今日もご馳走様でした。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

美味しいものの知識やレシピ本や栄養学の本はたくさんあるけれど、

食べるって人生の中でどういうことなのか、

日々の「食べること」に向き合う本は意外と少ない。