お酒との付き合い方は戦略的に。〜"あえて飲む"と"あえて飲まない"を使い分ける〜
ラジオで、年齢とともに自分が責任を持つ場 (仕事) が増えて、お酒が入ると思考力が下がるから飲酒習慣を考えるべきか…って話をしてて。
私はあんまりお酒を飲まない方。
頭がぼんやりするのが好きじゃなくて、前向きに「飲みたいな」って気持ちがあふれない限り飲まない。
地方住まいで、自分で車を運転しなきゃっていつも頭にあるから飲まないっていうのも有るんだけど、お酒を飲むことで自分の言動に責任を持てなくなるのが嫌。
お酒の力を借りて腹を割って対話することで信頼関係が築ける、みたいなことが昔から言われてきたけど、酔ってこそ許される本音や失態ってものをそもそも他人に見せられない、って人は一定数いると思う。
信頼関係が先に築かれないうちに、他人に醜態を晒せっていうのが難しい。
(醜態を晒した翌日から、一緒に飲んだ相手を避けまくって疎遠になった若い頃の苦い経験も……)
SNSの普及に伴って、若い人ほど自分の行動に対して責任を持たないと、って気持ちもある。
馬鹿なことをしでかしたら、SNSに流出して消すことができなくなる、自分の評判に直結することを嫌ってほどみんな理解してるから。
飲むなら、自分の責任の範囲内で収められる場と時を選ぶ。
酔うために飲まない。
酔うために飲むのはもったいない。
大好きな引用をひとつ。
五感を鈍らせるためにワインを楽しむのではなく、
五感を目覚めさせるために飲むのである。
We drink wine not to dull our senses, but to awaken them.
ミレイユ・ジュリアーノ (著) 女性は太らない―好きなものを食べ、人生を楽しむ秘訣 (日経ビジネス人文庫)
Guiliano, Mireille. French Women Don't Get Fat . Knopf Doubleday Publishing Group. Kindle 版.
ライフスタイルを考える一冊。
原書を英語で読むのも。