毎日が清水の舞台

自己肯定感が低いゆえに毎日が挑戦の日々

桜、桜

桜がちょうど満開である。

 

川沿の桜並木には夜桜を楽しめるように提灯が下がっているし、会話の切り口にもお花見行きますか、行きましたか、と定型句になる。

 

個人的には山桜が烟るのを遠くに見るのが好きだし、八重桜がぽってりと枝に乗っているのが好きだ。

七分咲きの、どことなく余白を残した風情も、

葉桜の、儚さが瑞々しさに移り行こうとする様も好きだ。

 

満開のソメイヨシノだけが至上でもなかろうと思う春である。