卵が先か、鶏が先か。やる気が先か、行動が先か。
食欲は食べているうちにやってくる(L’appetito vien mangiando.)
イタリアのことわざで、やる気は行動に伴って湧いてくるものだ、って意味になる。
何事にも当てはまると思うけど、最近実感しているのは、ブログとそれに伴うインプットに関して。
ブログを書くようになって、毎日毎日なにかしらネタを探して日々を過ごしている。
映画の話題、
読書の感想は、
英語多読の一冊は、
日々何気なく考えていることにヒントはないか。
そうやって意識して生活すると、次第に
まだ観ていなかった映画をテーマに合わせて観てみよう、
積読になってた本を早く読まなくちゃ、
今日はこの洋書を読もう、
ってインプットのペースが加速度的に上がっていく。
何が言いたいかって言うと、毎日アウトプットに一定時間を使っているのに、ブログを始める前よりインプットが多くなっていることに自分でびっくりしているってこと。
前より本の消化ペースが倍近くなってて、
ここ数年忙しさにかまけて離れ気味だった英語多読も一定ペースで読むように心がけるようになって、
映画もあまり知らなかった歴史に関する作品に触れる機会が増えた。
意識的にたくさん読もう、たくさん観よう、って
どんどん作品に触れると、どんどんペースが上がっていく。
告白すると、
映画を年間何本観る、とか、
月に何冊読書をする、とか、
数字を人と比べて「自分はそこまですごくないから」ってアウトプットを行動に移すことを怖がっていた。
「もっとインプットして、準備が整わないと無理」って思ってた。
今だって記事ひとつ取っても拙い自覚があるし、「インプット足りないなぁ」って毎回頭を抱えてるけど、アウトプットすることがインプットに加速をつけてる。
やる気っていう準備があるから行動できるんじゃないんだなぁ。
行動するから、やる気っていうエンジンがあったまっていくんだなぁ。